今回は、令和5年度より取り組んできた「鳥取県立美術館公式グッズ開発プロジェクト」の進捗報告として、ついに完成した新商品の初お披露目が行われました。
当会では、県立美術館の開館を見据えた新たな挑戦として「商品開発特別委員会」を立ち上げ、さらに複数の分科会に分かれて、会員企業の知見や技術を結集しながらグッズ開発を進めてまいりました。
今回ご披露したのは、「TOY TEAM」による親子向け商品として開発された 竹とんぼ。10案を超えるアイデアの中から、世代を問わず親しまれるこの玩具を選定し、飛びやすさ・安全性・安定供給などを徹底的に追求して完成させました。
商品化にあたっては、県内外からサンプルを取り寄せ、素材や加工方法を吟味。特に「だれても飛ばせる」という使いやすさにこだわり、不良品を最小限に抑えられる仕様としました。さらに、展示時の見せ方にも配慮し、パッケージやディスプレイには三和ダンボール製の特注ディスプレイを採用するなど、細部にまで想いが込められています。
開発の舞台裏や試行錯誤の過程についても「TOY TEAM」より熱のこもった報告があり、参加者からは多くの関心と期待の声が寄せられました。
本プロジェクトを通じて、地域企業同士の連携による商品開発の可能性が大きく広がっていることを実感するとともに、今後も美術館と連携した新たな展開が期待されます。
引き続き、倉吉異業種交流プラザでは地域の創造力を活かした取り組みを推進してまいります。どうぞご期待ください!
日時:令和7年2月20日(木)18時00分開始
場所:倉吉商工会議所
日程:
– 18:00~ 鳥取県立美術館公式グッズ「TOY TEAM」開発商品お披露目